自民党がやっていることはあまりに卑劣

サンデー毎日で森教授は、愛子さんは皇室を離れることはないだろうと見る。そうなれば今度の改正で、住民基本台帳法が改正され、愛子さんが、一般国民と結婚すれば、住民基本法が適用され、国民年金への加入が義務付けられる。また、住民登録をした人は何らかの公的保険に加入しなければならないから、夫が会社員なら、愛子さんは被扶養者として夫の健康保険に入ることになるだろうと森教授は書く。

「なぜこうなるのか。現代的な家族観に基づけば、愛子さまの夫を皇族とし、生まれた子に皇位継承権を与えるのが自然である。しかし、それでは女系天皇につながると、保守派が断固反対の立場をとってきた。だから、夫と子供は皇族としないことが前提で議論が進んできた。(中略)法案起草者は間違いなく、愛子さま家族が皇居・赤坂御用地の外に住むことを想定している。(中略)改正案は、愛子さまを『国民』として管理しようと試みる。愛子さまは『半分皇族』いわば二級扱いである」(森教授=サンデー毎日)

森教授は、こう憤る。

「実態は女系天皇の芽を摘むために、皇居から追い出す魂胆なのである。今まで議論していないことを改正案に忍び込ませた。政府・自民党は卑劣である」

私は森教授の怒りを我がものとする。続けて森教授は、

「一方で、今までどおりの公務は担当し、生涯、国家に貢献してもらうことになる。愛子さまを、どれだけ都合よく使えば気が済むのか。愛子さまには自由もない。人権もない。生き方を選択することもできない。そこにさらなる不自由を強いる法改正が妥当なのだろうか」

靖國神社の正門:神門の十六弁の菊花紋
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旧宮家が実感した皇族の難しさ

朝日新聞デジタル(6月30日 14時00分)は、終戦直後に皇籍を離脱した旧11宮家のひとつ、久邇宮くにのみや家の三男・久邇朝宏さん(81)をインタビューしている。

その中で久邇さんは、愛子さんの大変さを実感する出来事が最近あったと話している。

学習院初等科(東京都新宿区)の同窓会組織「初等科桜友会」の会合が6月13日にあり、愛子さんが出席したそうだ。

そこで久邇さんは、愛子さんが何時何分にどこを歩くか、分刻みのスケジュールをこなしているのを目の当たりにしたという。

日本赤十字に勤務し、公務をこなす。忙しくても笑顔を絶やさない。それがどれだけ大変なことか、高市首相は考えたことがあるのだろうか。