2015年に厚労省が方針を大きく転換
厚生労働省は2015年に方針を大きく転換し、「日本人の食事摂取基準」の中で「コレステロールの摂取上限値は設定しない」と明記しています。それまでのコレステロール制限は科学的な根拠が不十分なだけでなく、むしろ不適切であった可能性があるからです。
たとえば、コレステロール値が低い人は免疫機能が弱くなります。コレステロールは免疫細胞に欠かせない物質なので、そうなるのも当然でしょう。コレステロールは、免疫細胞の材料になるほか、ホルモン合成、細胞内のシグナル伝達といった役割を担っているのです。そして何より、コレステロールはセロトニンを脳に届けてくれるありがたい存在です。


