「いつでも見られる」と思うと覚えない

そして、最終的に最後の箇所までいったら、その表やポスターを丸ごと剥がして捨ててしまいましょう。

「捨てちゃうの⁉ まだ覚えてないかもしれないのに」と思うかもしれませんが、「いつでも見られる」と思っているとなかなか覚えられないものです。

「最後までいったら剥がすからね」と子どもには伝えておき、ときどき、終わった箇所を口頭で“抜き打ちテスト”してもいいでしょう。その際、「絶対に正解しなさいよ?」といった空気で迫るのではなく、親子で楽しむゲームのような感覚で取り組めるといいですね。

むしろ、子どものほうから親に問題を出してくるくらいになると、ぐっと楽しくなってきます。

リビングで会話している女の子と親
写真=iStock.com/miya227
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「勉強時間」よりも「学習習慣」

「ほかの子は何時間くらい家で勉強しているのだろう?」と、毎日の学習時間の目安について気になっている人もいるかもしれません。

子どもによっては、塾のあとにそのまま宿題を終わらせてきたり、勉強はいつも塾の自習室でやったりと、家でほとんど勉強しない子もいます。

そう考えると、学習時間は本当に子どもによってさまざま、という印象です。

僕の考えとしては、「何時間勉強するか」よりも、「学習習慣を身につける」ことのほうが大切だと思っています。

そういう意味では、小4であれば、塾のある日は家庭学習を無理にやる必要はありませんが、塾のない日には、必ず30分か1時間は机に向かう時間を作っておきたいところです。

早いうちから学習習慣を身につけることができれば、小5、小6と強度が上がっていく中学受験の学習の土台につながっていきます。