「違法ギリギリ」だから手を出せない
今回の行動は、日本の領海侵犯ではなく、日本の領海外で行われたものだ。ここを誤ると、危機感はむしろ空回りする。
外務省の解説によれば、国連海洋法条約(UNCLOS)は領海、接続水域、排他的経済水域(EEZ)、公海を区別している。領海は原則として基線から12海里までで、沿岸国の主権が及ぶ。
接続水域では通関、財政、出入国管理、衛生など一定の分野で沿岸国の規制が及ぶ。排他的経済水域(EEZ)では、沿岸国が天然資源の探査、開発、保存、管理などについて主権的権利を持つ。一方、公海では航行の自由や上空飛行の自由が認められる。
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