夜は感情的になりやすい時間帯

スマホを見ているうちにイライラする一因として、SNSがあげられます。とくに夜は否定的バイアス(※)の影響で、感情がネガティブになりやすくなります。そんな状態でSNSを開くと、人と比べて落ち込んだり、つい感情的な投稿をしてしまったりすることもあります。

※否定的バイアス……「いいところ」よりも「悪いところ」が気になること

スマホと距離を空けるためには、電源を切ったり、画面をモノクロにしたりするナッジが効果的です。しかし、それでも手放せない人は、SNSのアイコンをフォルダの奥底に移動させてはいかがでしょうか(逆アクセスナッジ)。というのも、私には、忘れられない黒歴史があります。

イラスト
出所=『すぐやる人の脳のクセ!』(飛鳥新社)
竹林正樹『すぐやる人の脳のクセ!』(飛鳥新社)
竹林正樹『すぐやる人の脳のクセ!』(飛鳥新社)

3年前、局部麻酔の手術直後にぼんやりした頭のまま、SNSに自作のポエムを投稿してしまったのです……! それも、かなり意味不明な内容でした。気づいてからすぐに削除しましたが、すでに50以上の「いいね」や「笑顔マーク」がついていました。

麻酔後は、酔っぱらったときのような状態で、理性が機能しづらくなります。それなのに、SNSがすぐ手の届く場所にあるのはあまりにも危険なのです。この反省を踏まえ、SNSアプリのアイコンをフォルダを2つ経由しないと到達しない場所にまで移動させました。

また、SNSはオートログインではなく、毎回ログインIDとパスワードを入力する設定にすると、開くのが面倒くさくなり、自然と見る回数が減少していきます。このように、SNSアプリを開くまでのプロセスから「簡単、便利」の要素を取り除くことで、「まずはSNS」という習慣から脱却できるようになります。

POINT SNSは、すぐ開けない場所に隠すことで、感情的になることを防ぐ
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