対中関係では劣位のパートナーに
だが、ロシアがイラン戦争で得た利益は、原油価格の上昇や、米国による対ロ制裁緩和の結果であり、ロシア自身が紛争を仲介・抑止・主導して得た利益ではない。
イラン戦争以前、ロシアの輸出収入は大きく減少し、財政赤字は政治的に無視できない水準に達していた。その状況がイラン戦争によって、ロシアの石油税収は4月に約90億ドルへ倍増するだろうと、ロイターは試算している。
これは漁夫の利であり、世界的主導権の証明ではない。機会主義は影響力とは別物だ。
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当記事は「ニューズウィーク日本版」(CCCメディアハウス)からの転載記事です。元記事はこちら


