夜は商談が飛び交う「サロン」に一変
ランチで訪れたときにはごく普通の中華料理店という感じだったが、夜は多くの中国人が商売の話をしており、思わず聞き耳を立てたくなるほど。私自身、この店で偶然出会った中国人とSNSでつながるなど、人脈が広がった。まさにそうしたサロンのような利用の仕方をしてもらうことが鐘さんの狙いでもあるようだ。
私の中国人の友人、陸さんがこの店を訪れたときは、鐘さんとの商談を望む人が列をなし、「自分が店内にいたわずかな間に十数人の中国人が鐘さんと話をしようと店を訪れていた」という。中国ではレストランの奥のVIPルームでこっそり仕事の打ち合わせをすることがよくあるが、日本でも同じことを実践しているようだ。
同じビルの1階には、25年の流行語大賞にノミネートされた麻辣湯を提供する「一番 麻辣烫」、2階には中華風串焼きを提供する「一焼」がある。いずれも鐘さんの経営なので、2階に3階の料理を運んでもらうことも可能だ。
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