高度成長期の職場は20代だらけだった

高度経済成長期と呼ばれているのは、おおむね1955年から1973年まで。それ以降、高齢化が進んでいることを考えれば、日本社会そのものの前頭葉が衰えたように見えるのも当然かもしれません。

高度経済成長期の後半にあたる1970年の日本人の中位数年齢は29歳でした。つまり、30歳でも「後輩」のほうが多いぐらい全体的に若かったのです。その中位数年齢が2026年には50歳まで上がります。いまや40代でも、相対的に「若手」のポジションになったということです。

でも、社会の中で「若手」に位置づけられるからといって、心身が昔の40代より若いわけではありません。生物学的な衰えが始まるタイミングは、昔もいまも同じです。