「ブルーライトは良くない」の意外な裏側
夜にそのアプリは開かない、SNSのチェックは22時まで、などルールを決めたほうがいいでしょう。ただし10代になって親に隠れて夜に自分なりの活動をしたいと思うのは、子どもの正常な発達の中に含まれているものです。私が10代の頃は深夜放送、その後はテレビゲーム機などが子どもの発達を阻むといわれていて、それが2010年代以降はスマホとされているのが現状だと思います。
「スマホのブルーライトが睡眠に悪影響を与える」という主張がなされる際、よく引用されるのがペンシルベニア州立大学の研究チームが行ったiPadを使った実験です(※2)。確かに信頼できる実験ですが、この実験設定が端折<ルビ:はしょ>られて、結果だけが独り歩きしています。
※2 『Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America』2015年「Evening use of light-emitting eReaders negatively affects sleep, circadian timing, and next-morning alertness」(Chang AMら)
ここから先は無料会員限定です。
無料会員登録で今すぐ全文が読めます。
プレジデントオンライン無料会員の4つの特典
- 30秒で世の中の話題と動きがチェックできる限定メルマガ配信
- 約5万本の無料会員記事が閲覧可能
- 記事を印刷して資料やアーカイブとして利用可能
- 記事をブックマーク可能
