5、6年生でも挽回の可能性はある

5、6年生ですでに壁にぶつかってしまっている場合でも、嘆くことはない。入試本番まではまだ半年以上ある。今からでも遅くない。とにかく今すぐに「ただ覚える」「ただ量をこなす」といった勉強をやめ、「なぜそうなのか?」納得感を得ながら勉強をしてほしい。納得感が得られたかどうかは、「自分の言葉で説明できるか」で判断することができる。「何かを与える」のではなく、「どのように勉強をしていくか」に意識を向ける。ぜひ、この部分で親が関わってあげてほしい。

中学受験を有意義なものにするかどうかは、すべて勉強のやり方次第だ。どんなにたくさん勉強をしても、学習の質を変えていかない限り、成績は伸びない。逆に勉強のやり方さえ変えれば、どんな子も伸びていく。よく受験界では「逆転合格」といった魔法の言葉が使われるが、「逆転」できたのはたくさん勉強をしたからでも、子供の地頭が良かったからでもない。「正しい勉強のやり方」を身につけた結果なのだ。

(構成=石渡真由美)
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