小3までは学校のテストで95点取れればOK

中学受験で成績を伸ばしていきたいと願うのなら、子供を勉強嫌いにしないことに尽きる。近年、首都圏では中学受験率が高まり、激戦を勝ち抜くために、小学1年生から進学塾に通う子が多い。しかし、中学受験の勉強が小学4年生からスタートしているのには、それなりの理由がある。学習内容が「具体」から「抽象」へと変わり、論理的な思考力が必要になるため、それが理解できるようになる成長発達を無視できないからだ。

だから、早く受験勉強に取りかかればいいというものではない。むしろ、いき過ぎた早期教育は、間違った勉強のやり方を身につけてしまうリスクが高い。それはすなわち、子供を勉強嫌いにしてしまうことへとつながっていく。

小学3年生までは、学校の勉強が完璧に理解できていれば十分だ。「完璧に」というのは、毎回のカラーテストで95点以上とれていれば問題ない。それよりも大事なのは、学校の宿題をやること。特に算数の計算問題と漢字は毎日コツコツ取り組むことだ。できれば、1日の中で「宿題は夕飯前に必ずやる」など時間を決めておくといいだろう。そして、毎日の学習習慣を身につけさせる。低学年のうちはこれさえできていれば、何の心配もない。