成果を出し続ける人たちの休日の過ごし方
以前、こんなことを言った同僚がいました。
「自分は、周りと比べて残業時間が少ないから、周りと同じ速さで成長することはできない」。
彼女は真面目で努力家でした。しかし、彼女にとって「残業=成長」という考えが当たり前になっていたのです。
キャリアの成長は、残業時間の長さで決まるものではありません。
大切なのは、どれだけ長く働いたかではなく、どれだけ成果を出し続けることができたか。そして、休むことが成果を出し続けるための1つの秘訣だと思っています。
私も最初は休むことに罪悪感を覚えました。こんなにゴロゴロしてしまっていいのだろうか、こんなに寝てしまって良いのだろうか、こんなに長いバカンスを取ってしまって良いのだろうか、
でも今は、「休むことも仕事だ」と思っています。心身を回復させること。しっかりと睡眠時間を取り、自分の好きなことを心から楽しむこと。
これらは、怠惰ではなく「次の成果を出すための準備」です。むしろ、上質な休息を取れない人ほど、思考力も創造力も低下し、成果を出し続けることができなくなります。
長く安定して働ける自分でいる方が効率的
そして、もう1つ大切なのが「将来への投資」の時間です。
自分のキャリア、将来の目標につながるような学びや経験を、少しずつ休日に取り入れていくこと。休日に、好奇心を持って学び続ける。それこそが、あなたをさらに成長させる鍵だと思います。
本を読む、新しい分野に触れる、業界の専門家との交流。そのすべてが、仕事とは異なる角度からあなたの視野を広げ、発想の引き出しを増やしてくれます。
休日の数時間を、自分の将来に投資する。その積み重ねが、数年後に大きな差になります。こういった学びは、世界基準で成果を出す人にとって、「努力」ではなく「楽しみ」なのです。
私自身、OECDに働き始めてから、残業時間はほとんどなくなりました。今まで夜の23時、24時まで働くのが当たり前だった生活から、180度変わりました。
週末以外にも自分のために使える時間が圧倒的に増えたのです。自分の時間をどのように使うかは自分次第です。過労でうつ病を経験して以来、私は「心と身体の健康を最優先にする」ことを大切にしています。
無理をして半年間倒れてしまうよりも、必要なときにしっかり休みを取り、長く安定して働ける自分でいる方が、ずっと効率的だと気づきました。
自分の時間が増えたことで、毎日のようにヨガをし、家族と過ごす時間を持てるようになりました。

