便秘の特効薬は食物繊維より白米

体重の増減に大きくかかわるのが便通です。年齢を重ねると腸の動きが悪くなり、食事量が減って便の材料が不足するため、便秘に悩む男性が増えてきます。

そこで「もっと野菜を食べなきゃ」とサラダばかり食べる人がいますが、実はもっと効果的なものがご飯(白米)です。お米にはレジスタントスターチ(難消化性でんぷん)という成分が含まれており、これが食物繊維と同じような働きをして便のかさを増やし、腸を刺激してくれます。

炭水化物を抜いて野菜ばかり食べるのは一見いいことのようですが、実は便秘に悩まされている人も多いのです。

しっかりご飯を食べると快便になり、毒素が排出され、肌もきれいになる。快食・快便こそが、シニアにとっての健康のバロメーターです。薬などに頼る前に、まずはお茶碗一杯のご飯を食べてみてください。

ごはん
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体重減少は病気のサインの可能性も

60代をすぎてからの意図しない体重減少は、体が発しているSOSサインである可能性もあります。

私たちの体は、加齢とともに消化吸収の能力が自然と落ちていきます。その中で体重が減るのは、体に必要な栄養が足りずに自分の筋肉や骨をエネルギー源としている状態、いわば身を削って生きている状態かもしれません。

また、急激な体重減少には、胃腸の病気や糖尿病、甲状腺の病気などが隠れていることもあります。やせて喜ぶのではなく、「おや、エネルギー漏れが起きているな」と、冷静に体のメンテナンスをしてください。

早期に気づくことができれば、食事の内容を変えるだけで、また元の活力ある体に戻すことができます。体重が減ることはこれから老化が進んでいくという合図かもしれません。早めに対策をするようにしましょう。