大人の好奇心を刺激する漢字の雑学

私たちが日常、当たり前に使っている「漢字」。しかし、その一字一字の背後には、数千年の歴史があります。

単なる伝達手段として文字を眺めるだけではもったいない。今回は、プレジデントオンラインの膨大なアーカイブの中から、大人の知的好奇心を刺激する「漢字の雑学」を3本厳選しました。読み終えた後、あなたの街で見かける看板や書類の文字が、少し違って見えるかもしれません。

1. 平安時代の感性に驚く「姦」の読み方

1本目は、「女」が三つ集まった「姦」という漢字。現代では「かん」と読み、あまり良い意味では使われません。しかし、ノンフィクション作家・髙橋秀実氏が平安時代の辞書を紐解くと、そこには現代人の想像を絶する「すさまじい読み方」が記されていました。当時の人々がこの文字に何を投影していたのか。言葉の深淵に触れる一編です。

2. 自衛隊の現場で生まれた「謎の漢字」

2本目は、QuizKnockの山本祥彰氏による、漢字の「進化」に関する考察です。漢字は生き物であり、今もなお増え続けています。その象徴とも言えるのが、自衛隊の内部だけで使われていた「車へんにト」という不思議な字。普通の辞書には載っていないこの文字が、なぜ生まれ、どう読まれているのか。効率を追求する組織が生んだ「究極の機能美」としての漢字を紹介します。

3. 学校教育の「謎ルール」と難読漢字の効能

3本目は、現役小学校教諭・松尾英明氏が、教育現場の「漢字の縛り」に一石を投じます。「蝙蝠こうもり」「海豹あざらし」といった、大人でも書けないような難読漢字をあえて低学年に見せる教師の真意とは。「習っていない漢字は使ってはいけない」という硬直化したルールの弊害と、子供の知的好奇心を爆発させる漢字の力について考えます。

当たり前だと思っていた文字の世界に潜む、驚きと発見。この3本の記事を通じて、奥深い「漢字の世界」をぜひお楽しみください。

「姦」という漢字はどう読むのが正しいのか…「平安時代の辞書」に記されていた"すさまじい読み方"

(2024年11月14日公開)

紫式部像
※写真はイメージです(写真=iStock.com/coward_lion)

日本語にはどのような特徴があるのか。ノンフィクション作家・髙橋秀実さんの新著『ことばの番人』(集英社インターナショナル)より、一部を紹介する――。<続きを読む>

 

普通の辞書には載っていない…自衛隊だけが使っていた謎漢字「車へんにト」の意外な読み方をご存じか

(2025年1月9日公開)

漢字
※写真はイメージです(写真=iStock.com/Modilus)

漢字の魅力とは何か。漢字検定1級も取得した「QuizKnock」の山本祥彰さんは「漢字には英語や数学にはない魅力がある。自衛隊だけが使う『車へんにト』の漢字など、増えていく漢字を覚えていくのも楽しいので飽きることがない」という――。<続きを読む>

 

「蝙蝠」「海豹」は何と読むか…小学校低学年の子にそんなクイズを出す教師の深い意図

(2022年9月17日公開)

黒板
※写真はイメージです(写真=iStock.com/Image_Source_)

日本の小学校には根拠不明な謎のルールや指導法がたくさんある。現役小学校教員の松尾英明さんは「例えば、『各学年に配当されていない漢字は指導してはいけないし使ってもいけない』というもの。そのため、児童が小2までは『登校』を『とう校』と教員は交ぜ書きする。また、『漢字が書けないと将来困る』といった児童への指導法はウソの脅し文句と言える」という――。<続きを読む>

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