香港問題と靖国問題の共通点

【垂】新香港人は毎日流入してくるのでその数はどんどん増えています。現在、新香港人は全人口の約15%を占めるとされています。その多くは貧困層ですが、一方で中国の富裕層が投資移民などで数万人から数十万人も香港に流入しているとも言われています。

香港大学や香港中文大学のような名門大学にも大陸出身の学生が急増し、有名病院でも大陸富裕層の利用が集中して「病床を占拠している」との批判がありました。

こういう状況により、香港人と新香港人の対立が激化していったのです。先ほどの香港大学の世論調査では、香港で最も深刻な問題として「政治問題か、経済問題か、社会問題か」と尋ねる調査があるのですが、ずっと社会問題がトップで、アジア通貨危機の時期だけ経済問題が首位となりました。