偏差値40台でもGMARCHを目指せる

次に、「実績評価型」は、学力試験を課す一般選抜に強い人が合格しやすい大学を示しています。

「実績評価型」は、学習実績(大学入学共通テスト)や、資格・検定、海外経験などで、これまでの成果を評価する入試で、東京大学、京都大学、大阪大学、東北大学など旧七帝大を筆頭に、多くの国公立大学で実施されています(ただ、地方からは共通テストの負担が大きすぎるといった声があるのも事実で、かつて案として持ち上がった「基礎学力テスト」復活を望む声もあります)。

西田浩史『総合型選抜は何を評価するのか いますぐ知っておきたい新しい大学入試のリアル』(かんき出版)
西田浩史『総合型選抜は何を評価するのか いますぐ知っておきたい新しい大学入試のリアル』(かんき出版)

これら国公立大学で行われている入試の多くは、「学校推薦型選抜」と言われ、校長からの推薦が必要であり、評定平均や、1校あたりからの出願に制限があります。どちらかと言えば、一般選抜が得意なトップ校の生徒向けの入試と言えるでしょう。トップ校以外の生徒は、なかなか大逆転合格はしにくいと言えるかもしれません。

縦軸は「指導難度」です。

上に行けば行くほど合格が難しい、指導も難しいことをあらわしています。

偏差値40台の受験生が、総合型選抜でGMARCHなどに合格するにはある条件が必要です。それは、表中の「将来性評価型」の大学をめざすことにほかなりません。

この3つのグループが存在することを知ることが、総合型選抜で合格する上でとても大切なポイントなのです。もちろん、表中の大学がすべてではありません(すべての大学を表中に示しているわけではありません)。

自分が受けたい大学が、どの「型」の方式なのか? もしくはカチッと当てはまらなくても、どの「型」に近い選抜方式なのかを見極めることで、合格にグッと近づくでしょう。

青山学院大学
写真=iStock.com/mizoula
※写真はイメージです
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