習慣、マナーの違いが地元と外国人の衝突を生む

そして日本人を押しのけて、日本人の席に座ったり立ったりして平然としている。会場にいた人の話では、日本語がわからないので注意しても無駄だったそうである。

谷本真由美『日本のメディアが報じない「世界の真実」』(ワック)
谷本真由美『日本のメディアが報じない「世界の真実」』(ワック)

銀座の老舗やテイラー・スウィフトのコンサートからわかるように、習慣や文化が異なる外国人には何を注意しても無駄である。「日本の文化を尊重してください」とか「マナーを守れ」という呼びかけも全く無駄である。

このような光景を不愉快に思う日本人はかなり増えている。そしてそれが行き着く先はおそらく外国人との衝突になるだろう。私が他の国で見てきた例では、地元と外国人の衝突はこういった習慣の違いや、外国人の地元社会を軽視する振る舞いが積み重なってある日爆発する。

北米や欧州の老舗やイベントでは、マナーや服装が悪い客ははっきりと塩対応される。厳しい場合はつまみ出される。警察を呼ばれることも珍しくない。大変厳しいのである。

日本ではかつて来日する外国人が日本ツウや知識階級だった頃の時代の感覚なので、おもてなしの心を発揮している。しかし無用な衝突を避けたいのであれば日本人もそろそろ北米や欧州のやり方を見習った方が良いだろう。

本書にはこれら世界における文化の違いのほか、欧州の移民問題や中国の脅威など、日本が置かれた状況を認識するための全40編が掲載されています。是非ご一読ください。

【関連記事】
帝国ホテルでも椿山荘でもない…「ミシュランガイド」が太鼓判を押した意外すぎる日本のホテルの名前【2025年11月BEST】
ベンツの修理代を親が全額負担するハメに…Z世代で流行中の「電動自転車、キックボードより危険な乗り物」
「日本の新幹線」を売らずに済んでよかった…「走るほど大赤字」インドネシア新幹線を勝ち取った習近平の大誤算【2025年9月BEST】
山梨産でも、長野産でもない…JALファーストクラスが採用した「無名のワイン」が世界で評価を一変させた理由【2026年1月BEST】
毎日1万歩のウォーキングは必要なかった…最新研究でわかった「健康寿命を伸ばす歩数」の最適解