ルーティンのない人生が若さの秘訣
【宮内】その点、私の会社はもともとベンチャービジネスのようなものですからね。日々新たなんです。だからルーティンと称するようなものをやったことがない。当初はこの会社は生きていけるのだろうか? 次にどうすれば大きくなるだろうか? さらに世界とどう戦えるだろうか? などなど関心が次々と変化していくため、こちらも変わらざるを得なかった。そういう環境は非常にありがたかったのかもしれませんね。
【和田】「この人は魅力的だな」とか「見習いたいな」などと思う人はいますか?
【宮内】いやあ……。例えば「松下幸之助は経営の神様」と言われますが、私は神様だと思ったことはありません。もちろん優れた経営者ですよ。ある時はグレートだったと思うんです。でもそうでない時もある。どんな経営者もそうですよ。
【和田】さすがですね。日本人の多くはある人の信者になっちゃうと、なんでもかんでもよく見えて、悪いところが見えなくなってしまいます。
【宮内】初めから終わりまですごいというのは、やっぱりこれは神様でしょうな(笑)。ですが人間っていうのは、そうはいかんですね。



