課金して座る「有料座席サービス」が好調
さらに京阪特急で始められた有料座席サービス「プレミアムカー」は8両編成のうち1両を座席指定とするもので、3000系にも拡大した。
もともとJR東日本ではグリーン車が編成の中にあったのだが、編成中の1両を指定席車両にするものは関西では初めてで、続いてJR西日本のAシートが新快速に、阪急もプライベースと名付けられた車両が京都線の特急に組み込まれた。
一般用を1両分減車して混み具合がどうか、と思うのだが、逆に言えば1両減らしても十分だからこのようなサービスができた、ということもできよう。多少なりとも指定席料金も売り上げにもプラスになる。
昔ほど電車に人が乗らなくなった
ロングシートとクロスシートを変換できる車両もある。東京方面では編成中の1両ではなく、全部がそうなる指定席列車が投入されている。
東武では「TJライナー」や「THライナー」がそうで、「THライナー」では乗り入れ先の日比谷線の線内でも走行する。
乗降客の多い東京都心の地下鉄でもそれができるだけのゆとり、悪く言えば昔ほど人が乗らない、ようになってきたのが現実である。
今や過去のように黙っていてもお客が乗ってくれる時代ではなくなった。
これまでの大衆対応ではなく、それぞれの小衆にできるだけ高い満足度を持っていただくのにはどうするか、もちろん車両だけでなくダイヤや駅設備のこともあるが、これまでの大量輸送の通勤電車からデザインを新しく考えていかなければならない。


