「わたしの頭の中にはいろんな言葉があるけれど、いつも伝えられない。一人ぼっちだ……」。
1944年、終戦前年。耳の聞こえない少女・文は、空襲で家族を失った。親戚から厄介払いされて転々とするなか、行きついたのは親族でも知人でもない夏目家。夏目家の次男・功雄は、女中として働くことになった文に対し、最初はどう接したら良いのかわからなかったが、手話を通じて次第に距離が縮まっていく……。
戦時下という過酷な時代に、耳が聞こえないというハンディキャップを背負いながらも、懸命に生きる少女・文のドラマチック成長譚。デフリンピック陸上金メダリスト・山田真樹氏、手話エンターテイナー/俳優・那須映里氏、昭和のくらし博物館館長・小泉和子氏、絶賛!


©西原梨花/小学館


