耳元で囁かれた同僚からの「不正の誘い」
保険に加入する際、申込者は自分の健康状態について保険会社に告知しなければならない。過去の病歴、通院や入院の有無、服薬状況などの申告をもとに、保険会社は、保険への加入を引き受けるかどうか、また保険料や保障内容に制限を加えるかどうかを判断する(※2)。虚偽の告知があると、保険金の支払いが拒否されることもあるため、正確かつ誠実な告知は必須だ。
高齢者の場合、健康告知では「お薬手帳」を持ってきてもらうのが一番手っ取り早い。自分の持病をきっちりと把握している人は多くないため、「お薬手帳」にある薬の名称から、その人の持病を確認するほうが効率的なのだ。
娘さんが取り出してきた、春日さんのお薬手帳にはたくさんのシールが貼られていた。高齢者になれば、お薬手帳がシールでいっぱいというのはよくあるパターンだ。
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