「話せない」のは、反復が圧倒的に足りないから

では、なぜ中高6年間も英語を学んだのに話せないのか。私が考える理由はシンプルです。英語に伸び悩んでいる人は、「反復量が決定的に不足している」のです。

単語を一度覚える。文法を一通り理解する。それで「できた気」になって、次へ進んでしまう。しかし、人間の脳は繰り返さなければ定着しません。これは英語に限らず、受験や資格試験の勉強でも同じです。

たとえば私がリスニング力強化のために「シャドーイング」(英語を聞きながら真似して発音する学習法)を毎日30分続けて、明確な変化を感じたのは4カ月目でした。ところが多くの英語学習者は、3カ月前後で挫折します。皮肉なことに、成果が出始める直前でやめてしまう人が多いのです。