将来を予想して判断するのが投資家

株式投資で最も難しいのは、「未来がわからない」点にあります。よく「株価は企業の将来を映す鏡」といわれますが、その将来というのは当然ながら現実にはまだ存在していないものです。私たち投資家は、あくまで「将来こうなるだろう」と予想しながら、限られた材料で判断を下さなければなりません。

その判断材料として、PERやPBR、配当利回りはたしかに役立ちます。ただし、それらをうのみにするのではなく、企業の過去の業績、現在の財務体質、業界の動向、景気の動きなどを組み合わせて総合的に判断する必要があります。

とはいえ、基本的な指標を適切に読み取って「これは割安だ」と思える銘柄に分散投資しておけば、大きな損失を出すリスクは下がります。そして、その中に1社でも大きく成長する企業があれば、全体としての資産は着実に増えていくのです。地味な作業に見えるかもしれませんが、こうした分析こそが、投資の成功につながります。