ヘルシーな「マクドナルド」失敗の理由
かつてマクドナルドは、健康志向に応えるべくヘルシーメニューを導入したものの、結果は思わしくありませんでした。なぜ「求められた商品」が売れなかったのでしょうか?
KEYWORD→意思決定
アンケート結果を信じすぎた戦略ミス
かつてマクドナルドは、健康志向の高まりに応える形で、サラダやフルーツヨーグルトなどのいわゆる「ヘルシーメニュー」を導入しました。その背景には、「もっと野菜を摂りたい」「健康的な選択肢を増やしてほしい」といった、消費者アンケートの回答結果がありました。
こうしたメニューの導入は、一見すると、企業としては顧客ニーズに基づいた正しい判断に見えます。しかし、フタを開けてみると、これらの商品はあまり売れず、結果的に定番メニューの売上に遠く及ばないまま姿を消してしまったのです。
ここに潜んでいたのは、人間の「言っていること」と「実際に選ぶもの」との乖離です。人は質問されれば理性的に答えようとしますが、実際の購買行動では、直感や欲望に従うことがほとんどです。つまり、アンケートという「理性の声」を信じすぎたことが、マクドナルドの誤算だったのです。
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