実行意図の明白な有効性

別の研究では高校1年生の夏休みの課題について調べた。彼らは秋の模擬テストのために勉強するという目的を持っていた。5月に生徒たちに10回分の模擬テストが掲載された問題集を渡し、夏休み明けの9月にそれを提出させると通知した。

一部の生徒は夏休みにいつどこで(たとえば自分の部屋で月曜から木曜までの朝食後)問題集に取り組むかを決めるよう求められた。その生徒たちは夏休みに一度も研究者と連絡をとらなかった。

9月になって生徒たちに問題集を提出させると、実行意図を使った生徒と使わなかった生徒のちがいは歴然としていた。実行意図を使わなかった生徒は平均100問に取り組んだのに対し、実行意図を使った生徒は平均250問に取り組んだのだ。