「1タイトルしか選ばれない」厳しい現実

そんな「位置情報ゲーム」は、一般的なスマートフォンゲームのプレイの傾向と若干違うようだ。

まず、「いくつ位置情報ゲームがあっても、プレイされるのは1タイトル」という傾向がある。1日に歩く時間は通勤・通学などに限られるため、複数の位置情報ゲームを切り替えてプレイしているとゲームが進行せず、選択肢が絞られてしまう。多くの人々は複数アプリをインストールするものの、結果として「気に入られた位置情報ゲームアプリ1個のみがアクティブに動く」状態になるのだ。

そしてもうひとつ、位置情報ゲームと通常のスマートフォンゲームとは、プレイされる時間帯で棲み分ける傾向にある。例えば、位置情報ゲーム以外の「モンスターストライク」「ウマ娘 プリティーダービー」などのピークが21時台に来るのに対して、位置情報ゲームは通勤・通学などで歩く朝8時台・夕方18時台にピークを迎え、21時台にはあまりプレイされない。いわば「移動するなら位置情報ゲーム、帰ってくつろいだら他のゲーム」といった具合に、棲み分けているのだ。