1冊の本をじっくり読むか、たくさんの本を読みたいか。自分のクセを知れば、最適な読書法が見つかるはず。「読書脳」診断で、自分のタイプを確認してみよう。

最適な読み方を見つけてムダな読書をなくそう

一口に「読書」といっても、本の読み方は様々だ。静かな部屋で、難解な古典と格闘するように熟読する人もいれば、流行のビジネス書を次々と読破し、高速で情報をインプットしていく人もいる。どちらも「読書家」のイメージだが、本を読む目的や手に取る本は全く異なる。

頭のいい本の読み方と、ムダな読み方の違いはどこにあるのか。特集制作にあたり、編集部では哲学者、作家、ジャーナリスト、経営者といった「読書のプロ」といえる多くの有識者に取材を行った。明らかになったのは、「成功している人ほど、自分に合った本の読み方を確立している」ということだ。

SBIホールディングスの北尾吉孝会長兼社長は、驚くほど多くの付箋を貼って難解な古典を繰り返し読む。経済評論家の勝間和代氏は読書を著者との気軽な雑談と捉え、紙の本は買わずに電子書籍で読むスタイルだった。唯一の正解があるわけではない。どの有識者も、それぞれの目的に応じて最適な方法を編み出していたのである。