歌う猫のバズ』(書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします)
『歌う猫のバズ』(書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします)

一発屋のおじさんと盲目の猫。1人と1匹の歌声が、ネットの海にこだまする―――

元・人気バンドマン、現・冴えない中年の坪井康男は、ある日目の見えない、弱りきった猫を拾う。全てに怯え、物陰から出てこない猫だったが、康男のギターと歌声を聴くとなんと康男の体によじ登り、歌い始めた。そしてたまたまその様子を撮影した動画は、SNSを通じて爆発的な話題となる。

「――こいつの名前決めたぞ。バズ!お前は、歌う猫のバズだ!」

バズと名付けられた猫が起こす、ネットのバズの数々は、康男の感情や人間関係、そして人生を大きく、大きく揺さぶっていく……

そして迎える、誰も予想出来ない、1人と1匹の物語の行方とは――?

>>『歌う猫のバズ』単行本
『歌う猫のバズ』©猫手三/小学館
『歌う猫のバズ』©猫手三/小学館
『歌う猫のバズ』©猫手三/小学館
©猫手三/小学館