器の大きさは何できまるのか。器が小さい人と思われないためには何に気をつければよいか。そこで心理学の専門家である齊藤勇氏、榎本博明氏、舟木彩乃氏の3氏に「器」について話を伺った。(内容・肩書は、2019年7月5日号掲載時のままです) 

人間は言葉以外で人を判断する

人間の器の大きさは、トラブルが起こったときこそ明らかになる。とりわけそれがあらわになるのが、謝罪の瞬間かもしれない。器の大きな人は、謝罪の場面でどのように振る舞うのだろうか。

アンケートでは、謝罪をするときはメールや手紙、電話などではなく直接会って謝るべきだという意見が大半を占めた。「これは当然の結果でしょうね」とうなずくのは榎本氏だ。

(文=長山清子 撮影=研壁秀俊(齊藤氏)、尾関裕士(舟木氏) イラストレーション=唐仁原教久)