世界最高峰のリーダーを目指す経営大学院の学生たちが、日々鍛えられている、コミュニケーション力。中でも話を聞く力は、リーダーシップの基本だ。世界の超一流の聞き方とは、どのように磨かれるものなのか。

コミュニケーションを重視する超一流の授業

2001年にアメリカのコロンビア大学経営大学院でMBAを取得して以降、ハーバード、スタンフォード、コロンビアなど世界トップレベルの経営大学院の授業や研修を題材に、10冊の本を執筆してきました。

経営大学院は英語ではBusiness School(ビジネススクール)ですから、「プレゼン資料のつくり方」「エクセルの活用術」といった実践的なスキルが教えられているイメージがあるかもしれませんが、実はこうした仕事術はほとんど教えられていません。では何を指南しているのかといえば、「一流のグローバルリーダー」になるための思考様式と行動様式です。

今回のテーマは「世界トップの経営大学院で教えられているコミュニケーション」とのことですが、世界最高峰の経営大学院では、選択科目に必ず、「会話術」や「交渉術」の講座がありますし、その他の科目でも、リーダーとしての会話やふるまいを訓練する機会が数多く設けられています。