1勝3敗1引き分け。今年4月の「第2回電王戦」でプロ棋士はソフトに負け越した。コンピュータのデータ解析能力は、将棋のような複雑な世界でも人間を上回りつつある。こうした「ビッグデータ」はビジネスではどう活かされているのか。各社の最新事例を探った──。

166万台分の稼働記録から、将来の故障を予知する――。東芝が商品化を目指しているシステムを使えば、ハードディスクドライブ(HDD)がクラッシュする前に交換できる。データの蓄積が「宝の山」になった一例だ。

東芝は、08年から自社のノートパソコンに「PCヘルスモニタ」という自己診断ソフトを搭載。各部品の温度変化や稼働状況などをネットを通じて収集する仕組みを整えてきた。研究開発センターの西川武一郎さんはいう。

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