許 永中(きょ・えいちゅう)

許 永中
実業家
1947年、大阪府大阪市大淀区(現北区)中津に生まれる。在日韓国人2世。大阪工業大学在学中から不動産や建設など様々な事業に関わり、在日同胞や極道関係者の人脈を培う。大学中退後、大谷貴義や福本邦雄らの知己を得て「戦後最大のフィクサー」の異名を取る。1991年にイトマン事件、2000年に石橋産業事件で逮捕。保釈中の1997年9月、ソウルで失踪。1999年11月に都内ホテルで身柄を拘束された。2012年12月、母国での服役を希望し、ソウル南部矯導所に入所。2013年9月に仮釈放。現在はソウル市内に住み様々な事業を手掛ける。著書に『海峡に立つ 泥と血の我が半生』(小学館))『悪漢の流儀』(宝島社)がある。