太宰 治(だざい・おさむ)

太宰 治
小説家
小説家。青森県有数の大地主の家に生まれる。東京帝国大学(現在の東京大学)文学部中退。『逆行』が第1回芥川賞の次席となり、『晩年』を刊行するが、女性関係や金銭などの問題により自殺未遂を繰り返し、その私生活は乱れたものであった。井伏鱒二に師事し、井伏の世話で結婚、妻の支えで再起をし、『斜陽』が大評判となり流行作家に。『人間失格』書き上げた後、愛人と玉川上水で入水自殺。