服にこだわりがない人は機能性衣類に置き換える

そして、「洗濯乾燥機を買え!」と言うと「シワが気になる」という人もいるかと思いますが、最近では機能性衣類と言いますか、防シワ加工がされたノンアイロンシャツなんかも出てきております。こういった商品を駆使してとにかく面倒ごとを減らしましょう。もちろん「ノンアイロンシャツなのにぜんぜんノンアイロンじゃないじゃん」みたいな商品もちまたには存在しますが、それでも普通のシャツよりはシワになりにくいはず!

僕の例で言えば同じサイズの白いTシャツをユニクロで大量に買い、それをひたすら着まわして生活しております。夏はその白いTシャツ1枚、冬はその上にゴツいダウンを着る、というだけのシンプルな服装でして、寝る時も外出する時も基本的には全部その白いTシャツなので「何を着るか」という事に悩む時間がなくなった上、Tシャツ5枚あればオールシーズンいけるので保管場所も少なくて済みます。

もし暇な人がいたら僕が書いた記事や出演した番組なんかを全部見返してみてください。少なくともここ3年くらいはほぼ全て白いTシャツを着ているはずです。

もちろん「オシャレ楽しみたいし!」という人は無理する必要はありませんが、僕みたいに服装には割と無頓着なタイプはこんな感じで効率化しておくと楽です。スティーブ・ジョブズも同じ洋服を何枚も買って着まわしていたらしいですし。ただし「あいつ、いつも同じ格好だな」などと悪口を言われる事は覚悟しておいてください。

1日1時間を無限に生み出してくれる

こんな風に、ドラム式洗濯乾燥機を買う→洗濯機の近くに収納場所を配置する→洗濯が楽な服を揃えるという一連の改革を実行すれば洗濯にかかる時間が劇的に短くなるはずです。普通に洗濯して、ベランダに干して、取り込んで畳んでクローゼットにしまうパターンと比べれば1日あたり30分は短くなるでしょう。家族が増えると30分どころか1時間の時短になるかもしれません。

「乾燥機能付きは高いから……!」と敬遠してしまいがちな節約さんもいらっしゃいますが、普通の洗濯機で「洗って→干す」という工程が入ると、洗濯物を取り出してベランダに持って行く→ハンガーにかける→洗濯物を取り込むというような工程が余分にかかりますし、雨の日に濡らしてしまってまた洗うハメになったり、洗濯物を取り出すのを忘れて臭いがついてしまってまた洗い直したり、といった余計な手間が出てきます。共働きで時間が無い中なら猶更です。

ですので「とにかく洗濯乾燥機を買う」というのは絶対条件で、ローンを組んででも買うべきです!

ヨッピー『パパもママも必読! 子育てがラクになるノウハウを集めた育児ハック』(KADOKAWA)

もしタイムマシンが存在して、「10年前の自分に何か一言だけアドバイスできる」みたいな権利をゲットしたら、10年前の自分に対して「洗濯乾燥機買え!」って言うと思います。いや、言いすぎかなそれは。流石にそこは「ビットコイン買い占めておけ!」かな。

とりあえず洗濯を例に出しましたが、このように家事を効率化する事で、「これで30分短縮!」「これで15分短縮!」みたいな感じで短縮する時間をどんどん積み上げていき、「余裕のある生活」を構築するのが狙いです。この本に書いてある事を実践すれば1日あたり2時間くらいの余裕が生まれるはずです。

2時間あれば映画が1本見られるし、ジムにも銭湯にも行けるし、友達とお茶だってできるはずです。頑張りましょう!

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