育児と家事を両立するにはどうすればいいのか。2021年に第1子に恵まれ、現在は2児の父でもあるライターのヨッピーさんは「家事の負担を減らせば育児の大変さは解消される。特に洗濯には時間を取られるので、子供が産まれる前に『あの家電』は買っておいて損はない」という――。

※本稿は、ヨッピー『パパもママも必読! 子育てがラクになるノウハウを集めた育児ハック』(KADOKAWA)の一部を再編集したものです。

「育児」ではなく「育児をしながら家事」が大変

よくある共働き・育児中のお母さん(お父さん)の1日を見てみましょう。

どうでしょう。誇張しているわけではなく、こういうルーチンのお母さん(お父さん)は実際にたくさんいると思います。父親と母親を入れ替えて読んでも構いません。

これ、どう見ても「大変だな〜」と感じるのではないでしょうか。こういう一日を過ごしていたら「育児、大変!」ってなるのは当然だと思うのですが、実はこういうスケジュールは別に「育児が大変!」ではないのです。どういう事か解説します。

例えばこの1日のスケジュールのうち、純然たる「育児」とされるものって、「ご飯を食べさせる」「着替えの手伝い」「歯磨きの手伝い」「送り迎え」「寝かしつけ」とかそのくらいです。時間にすれば2時間もあれば収まるのではないでしょうか。

その他の洗濯や料理、買い物などは「育児」というよりは本来、「家事」にカテゴライズされるべきものです。今、「育児、大変!」と思ってぐったりしている人も、お手伝いさんを雇ってこういった家事を丸投げし、自分は本当の意味での育児に専念していて良いのであれば「育児、楽勝!」に変わるはずです。

つまり、育児は家事や仕事と同時進行でこなす必要があるから大変なわけで、育児そのものが大変なわけでは決してありません。