嫌いなことは時間の無駄

「嫌いなことに携わる時間とは、人生における『無駄な時間』とも言い換えられます。無駄な時間こそ、人生における一番の損です」(大住力『一度しかない人生を「どう生きるか」がわかる100年カレンダー』/ディスカヴァー・トゥエンティワン)

◆好きなことに時間を使ったほうがいい理由
藤吉豊・小川真理子『「時間術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』(日経BP)

●モチベーションが高くなるから。
●精神的に健康でいられるから(我慢してやりたくないことを続けると体調を崩しかねない)。
●「楽しかった」「幸せだ」といった充足感を得られるから。
●自分のやりたいことが、周囲の幸せにもつながっているから。
●得意なことを伸ばしたほうが、差別化が図れるから。
●「好きこそものの上手なれ」で、好きなことをしたほうがスキルを高めることができるから。
●好きなことに時間を割くほうが集中力が高くなるから。
●他人の目が気にならなくなるから。

「これからはアクセルを踏み続けることをやめて、好きなことや楽しいことを選んで、自分の心が喜ぶことに人生の在庫時間の多くを使っていきましょう。

『わがままに見えるのでは?』と思う方がいるかもしれません。しかし、『社会の役に立ちたい』『周囲の人を笑顔にしたい』という視点があれば、それは少しもわがままではありません」(臼井由妃『55歳からやりたいことを全部やる! 時間術』/日経BP日本経済新聞出版)

Point
人生の時間は有限。やりたくないことは最小限に
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