「仕組み化できない人」はリーダーにはなれない
会社では、組織で結果を出せる人が最も評価されます。逆に言うと、組織で結果を出せない人は評価されないということになります。なぜなら、1人の力は限られているからです。3人で仕組み化できる人は、10人、100人になっても、その力を扱えます。しかし、仕組み化ができない人は、ずっと1のままなのです。会社も伸びていきません。
ただし、個人で結果を出すことが最初から必要ないというわけではありません。入社したばかりでプレーヤーのときは、個人で結果を出すべきです。自分でやってみて、結果が出て、そこから仕組み化するというのが一般的な流れです。
つまり、自分の階層が上がっていくにつれて、だんだん個人から組織へと頭を切り替えていく必要があります。組織が拡大していく中で、新しい人たちをうまく機能させられるかどうかが、仕組み化の力だと言えます。
以上のように、組織で結果を出すためには、仕組み化が非常に重要です。個人の力を発揮しつつ、徐々に組織の力を引き出していける人こそが、ビジネスの現場で求められる人材だと言えます。