試合以外の時間も練習と休養にあてる

時間はあるだけあったほうが野球は上手くなりますよね。(『Number 1069号』文藝春秋)

大谷翔平は日本ハム時代からクリスマスも休まないほど練習熱心として知られていました。外食はほとんどしませんし、飲み歩くこともありません。試合以外の時間をほぼ野球の練習と睡眠を含む休養に充てていることになります。

「まさに野球漬けの日々」を送っているわけですが、それでも時間は足りないと感じているようです。

クリスマスに欲しいと言ったもの

2017年、「クリスマスプレゼントに何がほしいか」と聞かれ、その答えは「あと1カ月の時間がほしい」でした。

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クリスマスに欲しいと言ったもの(※写真はイメージです)

2023年、それを受けて、「今は時間は足りていますか」と聞かれたところ、返ってきたのは「短期的に見たらそれなりに時間は足りている」と前置きをしながらも、「もっと上手くなる」という点では、「開幕まで、自分だけさらにあと1年という時間があるといい」というものでした。

「もっと時間がほしい」と願う人は少なくありません。しかし、仕事などがあまりに忙しいために、手に入れた時間を休息時間や遊ぶ時間に充てたいという人がほとんどでしょう。

大谷の場合、持てる時間のほぼすべてを野球のために使いながら、さらに野球のための時間がほしいというのです。どこまでも「野球一筋」な大谷です。