「めったに使わない調味料をどんどん買ってくる」でマイナス評価
【妻のスイッチを押す言葉7】
やることが重なって妻がちょっとテンパっている……
「なんでもっと効率よくできないかな」
「岡目八目」という言葉があります。囲碁の対局をしている当事者は、一手一手を打つのに精いっぱいですが、横で見ている人は8手先まで読めるという意味。
家事にせよ仕事にせよ、横から見ていると「もっとこうしたほうが」「それよりもこっちを先に」など、当事者以上に状況が把握できて、いろいろ口出ししたくなります。
しかし、一生懸命やっていて、しかもちょっとテンパっているときにこう言われたら、どんなに腹が立つことか。こっちは親切心でアドバイスするつもりだったとしても、妻は「何もしないくせに口だけ出してくるな」という気持ちになるでしょう。
相手を否定する言葉から入ると、どんなに有益なアドバイスでも耳を貸してはもらえません。この場合は、具体的なアドバイスがあるのかどうかも怪しいところです。
「なんで~かな」は、相手を見下して優位に立つための言い方。妻としては、答えに詰まることがわかっていてそう聞いてくるところが、また激しく腹が立ちます。
※夫株を上げるひと言 「たいへんそうだね。俺にできそうなことがあったら言って」と声をかけつつ、妻がテンパっている原因を見抜き、それを順番に取り除く
何気なく押していないかをチェック! 妻のスイッチ【家事編】
「スイッチ」は、いたるところに潜んでいます。身に覚えがないか、胸に手を当てて考えてみましょう。
□油のついた食器とついていない食器を無頓着に重ねる
□お風呂に最後に入ったあと、ただお湯を抜くだけ
□よれよれの下着や穴あきの靴下をいつまでも捨てない
□窓や窓枠の結露を「拭くもの」と認識していない
□読んだ新聞や雑誌をテーブルに広げっぱなしにする
□めったに使う機会がない調味料をどんどん買ってくる
□しつこく頼んでも庭の手入れに協力する気がない
□ゴミの種類ごとにゴミ箱があるのに無視して捨てる
□家にいるときに宅配便の配達があっても居留守を使う