顔の印象は戦略的につくることができる

顔の「印象」が人の行動に影響を与えるならば、「印象」を、戦略的につくれば、人に思い通りの行動をさせることができるということになります。

ですが、「印象」を戦略的につくる以前に、そもそも、顔の「印象」は何によって生まれているのか、わかっていない方が大半なのではないでしょうか。

顔の「印象」を生んでいる要素の1つ目は、生まれながらにして持っている「造形」です。たとえば「尖った顎」や「左右対称の顔」などのこと。

池畑玲香『自分の顔は自分でつくる 戦略メイク』(BOW BOOKS)

「尖った顎」はキツい「印象」を生みますし、「左右対称の顔」なら信頼感・安心感・安定感といった「印象」を生みます。

そして2つ目は、「ヘアメイク」です。斜め前髪なら信頼感、ピンクのチークなら優しいなどの「印象」を生みます。

また、「印象」は、受け取る側の価値観で決まるものですから、当然3つ目としてその点も考慮に入れなくてはなりません。

「造形」「ヘアメイク」「受け取る側の価値観」

この3つの組み合わせで「印象」は生み出されるのです。

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