OK!
ただ、私はやはり○○の営業現場に出てナンボの人間です。常にお客様と接点を持って、反応を直に感じたいのです。経営企画部への異動には正直、かなり違和感を抱いております。
今回、御社で自ら営業数字を背負い、課の数字も管理する営業マネジャー職に応募していますが、こちらであれば今までの約16年間の営業経験が最大限に活かせると考え、応募した次第です。○○の営業の現場に戻るのが私の最大の目的ですので、給与が下がろうと休みが減ろうと一向にかまいません。覚悟しています」
↑このように、「上司との折り合いが悪かった」、「会社のやり方に不満があった」等の単純でネガティブな理由で退職するのではないことを、きちんと証明する必要があります。
なぜ今まで、管理職にならなかったのでしょう?
くどくどとした言い訳はいらないよ
反省の弁と共に、将来に向けて前向きに語ってね
面接官は、管理職になれなかったことを追及したいわけではありません。
だから「私の前職での課長代理職は、管理職ではなかったのですが、ほぼ課長と同じ役割を担っておりまして」等と取り繕うのはNG。
また「元々、私は管理職志向ではないので」、「管理職にあまり魅力を感じていない」といった話は、自分に都合の良い解釈を並べているだけとマイナス評価につながります。
また、「管理職は責任が重くて自分の器ではない」などと降格を願い出た話を持ち出しても、無意味なのはおわかりでしょう。
管理職経験が求められる世代ですから、「前職ではポストが空かないとなれず、また年功序列が厳しく、課長に就けるのは早くて45歳からというルールでした」といった納得感のある理由ならともかく、自分の能力不足で出世が遅れたなら、素直に反省の弁を述べた方が潔いでしょう。
そしてその後に、管理職への想いやそのポジションでやってみたいことなど、将来に向けた前向きな話に切り替える方が得策と言えます。