目標をクリアすることが面白くなってくる
たとえばダイエットしている人が、「もっと運動しなくちゃ」とか「もっと食べる量を減らさなくちゃ」と思ったとしても、そのような漠然とした努力は続かないでしょう。なぜなら、人の感情はいとも簡単に浮き沈みするからです。
人のモチベーションが落ちるのは、「ゴールが見えない」「ゴールまでの道筋が見えない」ときです。漠然とした努力目標は、「目標に向けて、何をどれくらいやればいいか」が不明確なため、ストレスを増やすだけなのです。
一方、数値化して目標を明確にさえすれば、努力の方向が定まります。「何をどれくらいやればいいか」、目標達成に向けてすべきことが明確になりますので、ストレスが軽減されます。その結果、自ら設定した目標をクリアすることが「ゲーム感覚」になり面白くなってきます。
感情の起伏がなくなり、前に進み続けることができるようになります。一度、目標を達成したら、次はさらに目標を高く持ちます。その高い目標についても、「キーエンスの数値化」によって達成をする。そして、さらに高い目標を設定して……と、日々、自分の成長を実感することができるのです。