お礼のあいさつは感謝と簡単な今後の抱負を伝える

もし全落ちした場合は、ショックでお辛いと思いますが、先生もきっと心配されていると思います。まずはお電話で簡単にお礼を伝えるということでもよいでしょう。何を言えばいいのか迷った時には、少なくとも「これまでお世話になりました」という感謝の言葉と「今後も頑張ります」という、簡単な抱負の2つは押さえてください。では訪問や電話など口頭で伝える場合と、手紙で伝える場合の例をみておきましょう。

<口頭でのあいさつの例>

●小学校受験の例

「せっかくご指導いただいたのに、残念な結果になってしまいました。今は、正直落ち込んでいますが、4月までには気持ちを切り替えていこうと思います。小学校でもまた元気に頑張ります。これまで、親子共々お世話になりありがとうございました」

場合によっては、感謝と共にこのような素直な今の気持ちを伝えてもいいと思います。おそらく先生は、これまでも合格・不合格いずれのご家庭も見てきているはずなので、慰めや立ち直るきっかけの言葉をかけてくれることもあるかもしれません。

●中学校受験の例

「これまでご指導いただきましてお世話になりありがとうございました。今回は残念な結果でしたが、おかげさまで(息子は/娘は)塾に通うようになって勉強に対する集中力はついたようです。今度は、高校受験で頑張ります」

ご縁はなかったものの、受験を通じて先生の指導のおかげで子どもが成長したと実感していることがあれば、そのことについて触れてもいいでしょう。

<お手紙の例文>

拝啓 春寒の候(2月)早春の候(3月)

貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。(塾宛ての場合)
○○先生にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。(先生個人の場合)

この度は、○年間にわたり、ご指導いただきましてありがとうございました。
残念ながら志望校からご縁をいただくことは叶いませんでしたが、
いつも熱心にご指導いただき、おかげさまで、子どもの成長を実感しています。
〇〇先生から学んだことを、これからも活かしていけるように親として見守ってまいります。本当にありがとうございました。

末筆ながら、

貴社ますますご繁栄を(塾宛ての場合)
〇〇先生のますますのご活躍を(先生個人の場合)

お祈り申し上げます。敬具

小学校受験でお世話になった先生宛でしたら、お子さんに無理強いは感心しませんが、もし先生に感謝を伝えたいというのであれば、お子さんから先生に宛てた「ありがとうの手紙」を同封しても喜ばれると思います。

写真=iStock.com/Synergee
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