今の巨人の野球はみっともない

広岡達朗『巨人が勝てない7つの理由』(幻冬舎)

高梨にしても大江にしても、一時抑えを任された中川にしても、ひとり1アウトのショートリリーフができるのなら左打者専用のワンポイントだけでなく、複数回のロングリリーフもできるはずだ。当人たちはワンポイントでも一生懸命務めるが、このまま年を取って引退したら「俺の野球人生はなんだったのか」と思うことになる。それでは遅いのだ。

監督はその試合に勝つためになんでもやる。しかし目の前の試合に勝ちたい、優勝したいのは巨人だけではない。

それでも巨人が常に日本一にならなければいけない球界の盟主なら、前述のオリックス戦のように投手を9人もとっかえひっかえつぎ込むような野球をするのはみっともない。

それも、2年連続でソフトバンクにやられっぱなしの日本シリーズならともかく、まだ6月の交流戦の継投だ。

関連記事
「どんな人なのかが一発でわかる」銀座のママが初対面で必ず確認する"身体の部位"
「仕事やお金を失ってもやめられない」性欲の強さと関係なく発症する"セックス依存症"の怖さ
「間違えたんだから、責任を取れ」オペレーターに詰め寄るモンスター客に上司が放った"爽快なひと言"
「床上手」とはどういう意味か…江戸時代の遊廓で女性たちが体現していた「色好み」
相性の悪さは努力では解消できない…「結婚相手に選んではいけない人」を見分ける"シンプルな質問"