熱中症対策にはスポーツドリンクよりも水と漬け物

Aさんは翌日から野菜やフルーツのスムージーをやめ、朝食は野菜スープに変更。乳酸菌飲料もハーブティに変えてダイエットに取り組み、主食を半分にして糖質をゆるやかに抑えながら最初の1カ月で無理なく2kg減量できました。そして、3カ月で6kg減を見事成功させたのです。

これからの季節、湿度や気温が高くなって熱中症の危険性が高まります。スポーツドリンクを熱中症予防に役立てようとする人もいますが、これももちろん肥満のもと。某スポーツドリンク500mlには、シュガースティック(1本で3g)で換算すると10本分の砂糖が含まれています。

1日に500mlのペットボトルを2本飲めば、シュガースティック20本分にもなります。熱中症予防であっても、水かお茶で十分です。もし、大量に汗をかくような日は、漬け物を少量加えればいいだけです。

スポーツドリンク500mlには塩分が0.6g程度含まれていますが、この量の塩分は「たくわん2枚分」に相当します。熱中症予防のためにスポーツドリンクを飲んで、余計な糖質を摂ることはありません。

写真=iStock.com/Yuuji
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飲み物は、水、お茶、ブラックコーヒーにしましょう。お酒も減量中は控えるのがベスト。アルコールは「肝臓で脂肪を糖に変える働き」と「脂肪からエネルギーを作る働き」を抑えて、中性脂肪を増やしてしまうためです。

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