数値化ができる人は「失敗」が当たり前になる

数値化できるようになると、失敗を認めることができます。

「失敗しなくなる」のではありません。「失敗を認められる」のです。

そもそも、ビジネスにおいて失敗はつきものです。失敗があることが当たり前です。私自身、失敗の連続です。

大事なことは、失敗を失敗と認めて、次につなげることです。

同じ失敗を繰り返すことだけは、避けないといけません。たとえば、目標を立てて英語を勉強するとしましょう。「1日10単語を覚える」という目標を立てて、実行し、1日に8単語しか覚えられなかったとします。

そうであれば、次にどうすれば10単語が覚えられるのか、あるいは、そもそも10単語の目標が高かったのか。それを分析することができます。

失敗は貴重な情報です。

それを数値化して受け入れれば、絶対に次につなげることができます。

しかし、日々、なんとなく「10個も覚えられないなぁ」「集中力と気合いが足りないんだろうなぁ」と繰り返していると、いつまで経っても改善されません。

なんとなくダイエットを始めて、「なかなか痩せないな……」と思い続けるのと同じで、ムダな時間でしかありません。

失敗は数値化して次につなげてこそ、結果を生むのです。

関連記事
人事部の本音「なぜ"働かないおじさん"を福祉的に再雇用しなきゃいけないのか」
就活生の価値観は激変…「待遇にこだわる人とは働きたくない」人事部の投稿が大炎上したもっともな理由
「管理職になりたい女性が少なすぎる」そうぼやく残念な上司ほど誤解している共働き夫婦のリアル
「俺の秘書で挫けなかったのはお前だけだ」4年間厳しい指導をつづけた上司が、最後にくれた言葉
ダメな上司ほど最初に使ってしまう…「部下との1対1」で避けたほうがいい"ある言葉"