“10年持つ気がなければ株など買うな”

もし本物の投資家でありたいのなら、次のような心構えが必要だといっています。「喜んで10年間株を持ち続ける気持ちがないのなら、たった10分でも株を持とうなどと考えるべきですらないのです」(『バフェットからの手紙』ローレンス・A・カニンガム著、増沢浩一、藤原康史、井田京子訳、パンローリング)

桑原晃弥『ウォーレン・バフェットの「仕事と人生を豊かにする8つの哲学」 資産10兆円の投資家は世界をどう見ているのか』(KADOKAWA)

たとえ長く保有するつもりで投資をしたとしても、日々の株価の変動や、市場全体の動き、もっと実入りのよさそうな株の出現など投資家の気持ちを揺るがす出来事も少なくありません。株価が大きく下げれば、先々への不安から売りたくなるのも仕方のないことですし、自分が持っていない株の値段が上がれば、「こっちを売って、あっちに乗り換えた方がいいのでは」という「グッドアイデア」が閃ひらめきます。

投資の世界ではこうした株価の変動はもちろんのこと、新たな魅力的な株の出現もあります。つい売りたいとか、買い換えたいという誘惑に駆られることも少なくありませんが、そんな誘惑に駆られてあっちへふらふら、こっちへふらふらしていると、バフェットになることはできません。

本物の投資家になるためには、株を持ち続ける強さ、誘惑に打ち勝つ努力も必要であり、バフェットのような固い信念の持ち主こそが、真の成功者になることができるのです。投資に限らず、すぐに揺れ動くような信念は信念とは呼べないのです。

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