2018年から売れ続ける「アウトプット術」の本

第2位は、2018年に発売されて以降、常にベストセラーランキングに名を連ねている『学びを結果に変える アウトプット大全』。書店などで見かけて気になっていた方も多いのではないでしょうか。

樺沢紫苑『学びを結果に変える アウトプット大全』(サンクチュアリ出版)

著者の樺沢紫苑さんは、10年連続で年2冊以上の本を書き、メルマガを13年間毎日発行し、動画を1500本以上アップしてきた(※出版当時)という、「日本一アウトプットする精神科医」として有名な人物。本書ではそんな著者が、80の視点から、アウトプットのノウハウを紹介しています。

アウトプットと言っても何から始めていいのかわからない……そんなあなたは、最近食べておいしかったものの感想を家族や友人、後輩に話すことから始めましょう。そうすれば、あなたの考えが言語化され、脳が活性化し、記憶の増強や定着に大きく貢献します。

感想を話すときのコツは、「自分の意見」や「自分の気付き」をひとつでも盛り込むこと。「話題のラーメン店に行きました! 最近、あのエリアにはラーメン店が増えていますよね」といった具合です。

このように本書では、アウトプットすることのメリットや、うまくアウトプットをするためのコツが紹介されています。見開き完結型で気軽に読めるので、仕事のスキマ時間に少しずつ読み進めるのもおすすめです。

「朝の6分間」から人生を変える方法

第3位には、『人生を変えるモーニングメソッド』がランクインしました。

ハル・エルロッド『人生を変えるモーニングメソッド』(鹿田昌美訳、大和書房)

リモートワークを導入する企業が増え、朝時間の使い方は今まで以上に多様化しました。ギリギリまで寝ている人も、朝活に励んでいる人もいるでしょう。本書を読めばきっと、自分の時間の使い方を見直したくなるはずです。

著者が提案する「モーニングメソッド」とは、サイレンス(瞑想めいそう)、アファメーション、イメージング、エクササイズ、リーディング、ライティングの6つを毎朝、60分かけて行う習慣のこと。著者はこの習慣を取り入れたことで、どん底だった人生が一変したのだといいます。

とはいえ、朝に自分の時間をとりにくい方も多いはず。そんな読者に対して、著者は「忙しくても自分を成長させる習慣を手放したくないなら、それぞれのメソッドを1分ずつ、計6分の短縮バージョンを試してみよう」「どうしても時間がとれないときは、6分だけでもやったほうが絶対にいい」と呼びかけます。

朝の過ごし方で人生は変わる――本書で著者の体験談を読めば、誰もがこう感じるでしょう。きっと早起きしたくてたまらなくなるはずです。