勝間和代さんが人生で得た知見を詰め込んだ一冊

最後にご紹介したいのが、第17位の『勝間式生き方の知見』。

勝間和代『勝間式生き方の知見』(KADOKAWA)

本書は、勝間和代さんがこれまでの人生で得た知見を詰め込んだ一冊です。

「仕事の知見」のひとつとして紹介されているのは、ゲーム的な要素を取り入れて楽しく目標達成すること。この考え方は、仕事のみならず、貯蓄や運動習慣、ダイエット、資格取得のための勉強など、さまざまな問題に応用できます。

例えば好奇心旺盛な勝間さんは、ひとつの目標や課題に対して道具ややり方を変え、新しい発見を楽しみながら進めるようにしているそう。スマートウォッチで睡眠の時間と質を計測しながら改善を図っているのも、ゲーム的な進め方だといえるでしょう。

本書には、「仕事の知見」のほかにも、自己革新の知見、コントロール思考の知見、お金の知見など、あらゆる「知見」が紹介されています。コミュニケーション、体力・健康、幸福などといった幅広い分野に言及されているので、あなたの人生をもっと幸せなものにしてくれる「知見」がきっと見つかるでしょう。

今月も、メモ術からお金、DXまで、幅広いジャンルの本がランクイン。ほかにも、先月第1位だった『説明の一流、二流、三流』が第12位と、今月も多くの方に読まれています。来月はどのような本が多く読まれるのか、引き続きチェックしてまいります。

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