「利他の心」を持って業界に還元するダルビッシュ有がお手本

こうしたリスクに関しては、一般的には無名なアマチュア選手もよく認識した上でSNSでの発言をするべきだろう。例えば、正月の箱根駅伝のような高視聴率のスポーツ中継で一躍ヒーローになるとフォロワーが急増する。喜ばしいことだが、悪意あるアンチに過去の投稿を掘り起こされ、「こんな発言をしていた」などとトラブルに発展することもある。

最近はチーム内の“戦略”漏洩防止のため、実名でのSNSを禁止するチームもある。

さらに複数のSNSを使うことで、投稿・管理に多くの時間をとられてしまうことにも注意が必要だろう。特にユーチューブを個人でやろうとすれば、編集作業に多くの時間が必要となる。競技に「集中」することを第一に考えると、SNSは控えたほうがいいかもしれない。

日常生活は「選択」の連続だ。意思決定は時間だけでなく頭のエネルギーも使う。限られた“資源”を、「仕事」に集中投下することで、結果はおのずと変わるだろう。

SNSには良い面、悪い面がある。スポーツ選手の理想的な使い方は、競技に関することをメインにして、プライベートな投稿は少なめにするのが無難だ。

SNSのフォロワーは支持者が大半だが、一定数でアンチも混ざっている。誹謗中傷は気にしないのが一番だ。現役中にフォロワーを増やして、引退後にさまざまな意見を言えるような状態を整えておきたい。

SNSを自身の味方につけるだけでなく、ダルビッシュ有のようにうまく業界に還元できるようなかたちになるとスポーツ界はもっと盛り上がる。アスリートの皆さんにはSNSを賢く使っていただきたい。

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